それ以外にも金正恩氏は「社会主義守護の砦である核武力をを守りつつ、米国に白旗を揚げさせることで、今の困難な経済的難関を打開し、4月の全員会議での決定を貫徹させることが、われわれが一貫して一掲げていくべきチュチェ(主体)外交戦略」だと強調した。
全員会議とは、4月20日に開催された朝鮮労働党中央委員会第7期第3回総会のことを指す。その場では、核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験の停止、核実験場の廃棄、核と経済並進路線の終結を宣言し、社会主義経済建設に総力を集中する戦略路線を採択している。