北朝鮮の少年少女が恐れる「少年院送り」…それでも止められない遊びとは

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少年教養所送りになるかもしれない恐怖よりも、韓流の面白さが勝るのだろう。まさに韓流中毒だ。情報筋も「見ようとする学生は一向に減っていない」と述べている。逆に、厳罰に処すには負担が大きいとの理由で、「初犯」なら見逃されるケースも増えているという。

韓流の流入は1990年代後半から始まっている。当時、北朝鮮に近い中国吉林省の延吉の市場には、韓流ドラマや映画をコピーしたVCDを大量に売る店が軒を連ねていた。北朝鮮に密輸するためだ。北朝鮮当局は取り締まりを続けているが、20年経って根絶はおろか、むしろ当たり前のようになっている。(参考記事:北朝鮮が女子高生を「見せしめ」公開裁判にかけた理由