部隊のそばにある家ならともかく、遠くに離れた家で暮らさざるを得なかったりするため、常日頃から出勤、職務遂行に問題が発生しているのだ。
「部隊の外に住んでいる軍官は、数十里(朝鮮の1里は約400メートル)以上離れたところから通っているが、非常招集がかかっても部隊にやってこなかったり遅刻したりして戦闘準備に支障をきたしている」(情報筋)
家が遠くても、家族と一緒に住める軍官はまだマシだろう。一部の軍官は、一般兵士と同じ兵舎に暮らしているため、家族と離れ離れになっているというのだ。
そもそも家族が同居を嫌がる場合もあるようだ。