北朝鮮の朝鮮中央テレビは1日、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)など、昨年から今年前半にかけて試射の行われた新兵器類の特集映像を公開した。
対戦車ミサイルや弾道弾も
この日は中国の習近平国家主席と、訪中した金正恩党委員長の側近・李洙墉(リ・スヨン)党副委員長の会談が行われていた。会談に合わせて映像を公開することで、核・ミサイル開発の続行を強調したものと見られる。
特集映像は、『革命の最全盛期を開かれて』と題された、金正恩氏の現地指導の様子などをまとめたドキュメンタリーの一部。
SLBM映像に編集なし
人気記事:金正恩氏が反応「過激アンダーウェア」の美女モデル写真対艦ミサイル、大口径多連装ロケット、地対空ミサイル、スカッドC短距離弾道ミサイル、対戦車ミサイル、潜水艦発射弾道ミサイルなどの試射場面が次々と流れ、1月の「水爆実験の成功」も強調されている。
とくに、4月23日に行われたSLBMの発射場面は今回初めて公開されたもので、水中で発射されたミサイルが水面上に飛び出し、エンジンに点火して飛行に至る過程が、編集されずそのまま収められている。