また、韓国に亡命した太永浩(テ・ヨンホ)元駐英北朝鮮公使は8日に行われた討論会で、北朝鮮当局は今後、人権問題の責任追及が金正恩党委員長に及ばないよう、全力を挙げるだろうと指摘した。
(参考記事:金正恩氏が「人体をミンチ」にした有力な状況証拠)国連総会は昨年末まで13年連続で、北朝鮮の人権侵害を非難する決議を採択している。昨年12月に採択された決議は、組織的で深刻な人権侵害を非難し、外国人に対する拷問や拘束、拉致、法的手続きを経ない死刑などに深刻な懸念を示した。
(参考記事:「北朝鮮で自殺誘導目的の性拷問を受けた」米人権運動家)そしてこの決議案の提出国は、一貫して欧州連合(EU)と日本である。