ひとたび乱闘が起きると、死人が出るほど非常に激しいものになるとも言われるが、今回は数十人の保安員(警察官)が現場に殺到し、全員を逮捕、連行した。その場に居合わせた道党(朝鮮労働党咸鏡北道委員会)の複数の幹部は、声を荒げて逮捕と速やかに厳罰を下すことを命じた。
その後、道党は残りの哀悼期間の雰囲気を乱さず、最後まで丁重な姿勢で望むように指示を下した。
逮捕された若者には厳重な処分が下されると情報筋は見ている。本当に収容所送りにされたら、本人たちは悔やんでも悔やみきれないはずだ。一方、別の脱北者は、彼らに重罰が下されるだろうと見つつも、10代の若者が含まれていたことで、情状が酌量され減刑される可能性もあるとしている。