北朝鮮、脱北女性を拷問した将校を厳重処分…人権問題を意識か

当直のキム少尉(20代後半)は、「祖国を裏切った犯罪者に屈辱を与える」との理由で、ソンさんを1時間に渡って廊下を這わせ、着ていた服で床を磨かせるなどの虐待を行った。

ソンさんが「死にそうだ、助けて」と訴えると、キム少尉は反抗的だとの理由で、靴と棍棒で30分以上殴りつけた。

それから数時間後。勤務交代でやって来た別の保衛員が、意識を失って倒れているソンさんを発見、上官に報告した上で病院に搬送した。ソンさんは腹部、特に子宮の出血多量で手術を受けて一命を取り留めた。

翌朝、郡保衛部は執行委員会を開き、「一般人民を殴った」との理由で、キム少尉を戦士(二等兵)に降格させ、国境警備隊に左遷した。8階級も降格させられた形だが、本来国家保衛省には「戦士」の階級はない。

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