中国軍と交戦し、英国海軍の艦船を撃沈するなどした歴史がある。ちなみに同艦の歴代艦長の中には、司馬遼太郎の歴史小説『坂の上の雲』の主人公のひとりである秋山真之もいる。
(参考記事:【写真】旧日本海軍の装甲巡洋艦「出雲」…英国軍の砲艦など撃沈)抽象的な表現に終始することの多い北朝鮮メディアの報道から、こうした発見をすることは珍しい。金正恩党委員長は最高指導者に就任して以来、堅苦しい国内メディアの「イメチェン」に取り組んできたもようだが、これもその「成果」のひとつと言えるかもしれない。
(参考記事:金正恩氏が自分の“ヘンな写真”をせっせと公開するのはナゼなのか)もっとも、「いずも」の空母化に象徴される日本の軍拡は、北朝鮮にとっては深刻な問題でもある。