「マスゲーム後遺症」に北朝鮮の子供たちが苦しむ

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幼稚園は舞踊や体操に秀でた園児を選抜した。また、小中高校はアリラン(かつてのマスゲームのタイトル)班を作り、勉強そっちのけでマスゲームの練習、リハーサル、公演に当たらせたという。

子どもたちがそんな苦行に耐えたのも、それなりに「お目当て」あったからだ。

最高指導者も観覧するマスゲームだけあって、熱心な姿勢が認められれば、進学や就職に有利に働くものと思われる。また、子どもたちを引きつけたのは「年末に大きなプレゼントがもらえる」という話だ。

別の情報筋によると、噂が出ていた「プレゼント」とは、大型の液晶テレビだったそうだ。その話に釣られて、マスゲームに出たいという人が殺到したという。

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ところが結局のところ、液晶テレビは配られなかった。