韓国軍人までもが背を向け始めた…文在寅政権の危ない今後

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例えば昨年12月に発生した日韓「レーダー照射」問題で混乱が生じているのも、軍の情報機関である機務司令部を解体してしまったことが原因のひとつとして指摘されている。

(参考記事:日韓「レーダー照射問題」の背後にある韓国政治の闇

また、韓国の職業軍人の大多数は、保守的な政治傾向にある。過去には軍事政権下で国民に対して犯罪的行為を働いたこともあったし、近年においても保守政権下で逸脱や越権行為も見られた。

(参考記事:17歳の女子高生ら被害も「氷山の一角」か…暴露された韓国軍の性暴力

また、文在寅政権が進める北朝鮮との対話にも、懐疑的な見方をする将校は少なくない。

つまりは一言で言って、左派の文在寅政権とそりが合わないのだ。そのような軍の性質について善し悪しを語ったところで、そういったものは一朝一夕で変わるものではない。

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軍の統帥権者である文在寅大統領は、そのような現実を知った上で、政治をマネジメントする必要がある。小型船問題を巡る現状は、それが大失敗に終わる可能性を如実に示唆している。