「金正日が生前、最も寵愛した俳優として知られる洪英姫(ホン・ヨンヒ)と関連する映画も削除・回収リストに含まれた。(中略)洪英姫の(禁止になった)関連作品は「愛の街」「銀のかんざし」などが代表的だ」
ここで言われているとおり、洪英姫は北朝鮮で知らない人のいないほどの大物女優だ。その代表作は、1955年生まれの彼女が10代の時に主演した映画「花を売る乙女」で、これまた北朝鮮の国民的作品である。当時の写真を見ると、彼女が相当な美少女であったことがわかる。
ちなみに、劇場版の「花を売る乙女」では、金正日総書記の「もうひとりの愛人」と言われるパク・エラも複数いる主演者のひとりに数えられる。