金与正氏が2015年初め頃に結婚していることは、左手薬指にリングをはめた写真などからも明らかだ。相手については一時、金正恩氏の最側近のひとり、崔龍海(チェ・リョンヘ)党副委員長の息子であると噂された。
だが、李氏によればこれは間違いで、実際には地方(黄海北道)の中堅幹部の息子で、金与正氏より2歳年上。金日成総合大学出身で、身長が180センチほどの男前だという。
2人は大学在学中に知り合い、自由恋愛を始めたとのことだが、先に相手を見初めたのは金与正氏の方だったとのことだ。当時、金与正氏は自分の正体を隠して大学に通っており、男性も彼女の父親が誰であるか知らなかったそうだ。後になって知ったときの彼の驚きようは、想像に難くない。