2016年に中国の北朝鮮レストラン従業員らが韓国に集団亡命した事件を巡り、韓国政府がピンチを迎えつつある。
核開発を巡って国際社会の経済制裁が強められるまで、北朝鮮の外貨稼ぎの柱のひとつだった北朝鮮レストランは、ときにアイドル並みの容姿を誇る美人ウェイトレスも配置され、日本人や韓国人の間でも人気だった。それだけに、集団亡命が発生した際には世間の大きな関心を集めた。(参考記事:美貌の北朝鮮ウェイトレス、ネットで人気爆発)
ところが最近になり、これが韓国の情報機関・国家情報院(国情院)が仕組んだものであり、女性従業員の中には行き先が韓国であることを知らなかった人がいたとする事実が鮮明になりつつある。