米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)韓国語版は24日、米バージニア大学生のオットー・ワームビアさん(当時22)が北朝鮮で約1年半にわたり拘束され、昨年6月に昏睡状態で解放された直後に死亡した問題で、ワームビアさんの下の歯列の中央の2本の歯の位置が大きく変わっていたことを示す写真を公開した。
写真は、2014年からワームビアさんの歯の治療に当たっていたタッド・ウイリアムス博士が10日、ワシントンDCの連邦地裁に提出した陳述書に添付されていたもの。ワームビアさんの両親は4月26日、息子は北朝鮮の金正恩政権から「残酷な拷問を受けて殺害された」として、北朝鮮を相手取り、同地裁に損害賠償訴訟を提起している。