別の情報筋によると、市内の通りでは親に捨てられて行き場を失った数多くの子どもたちが路頭に迷っている。当局は、清津(チョンジン)市の羅南(ラナム)区域にある中等学院(コチェビ収容施設)に収容せよとの指示を下したという。
同様の現象は、茂山と同じように鉱物資源に依存していた平安南道(ピョンアンナムド)の炭鉱地帯でも起きている。
(参考記事:餓死、捨て子、孤立…北朝鮮きっての「金持ち地域」が没落)豊かだった茂山は、道内で最も苦しい地域となり、地方政府は各地域に対して「茂山を支援せよ」との指示を下すほどだ。
(参考記事:豊かだった北朝鮮の鉱山都市、経済制裁で困窮に喘ぐ)茂山鉱山の操業中断は、対岸の中国にも悪影響を与えている。