「金正恩の髪型を笑った理髪店主にテロの恐怖」北朝鮮外交官の証言

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「英国では、女王であれ首相であれ、誰の写真でも広告に使う。しかし北朝鮮の外交官の立場としては、見過ごすことができなかった。何もせず放置し、そのことが発覚したら、いつ首を飛ばされるかわからない」

海外駐在歴の長かった太永浩氏は、次男が日本のアニメやゲームにハマるなどしていたため、帰国後に不安を抱えていたとされる。つまり北朝鮮の外交官もまた、金正恩体制の恐怖の下で生きているということだ。

しかし、金正恩氏の恐怖政治がどんなに激しくとも、北朝鮮の人々から「心の自由」を完全に奪うことは出来ない。このまま南北対話や米朝対話が進むなら、われわれは遠くない将来、そのことをより鮮明に見ることになるかもしれない。