金正恩氏、韓国との約束をまたも「スルー」…文在寅政権に打撃

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「今年に入り、米朝首脳会談を控えた北朝鮮の消極的な態度により、南北の軍事対話は円滑に行われていない。南北の軍事当局者が対面したのは1月30日、韓国側が制作した漢江河口の海図を板門店で北朝鮮側に手渡したのが唯一だった。このため、南北軍事共同委員会の構成やJSAの自由往来などの軍事合意が履行されていない」

たしかに、北朝鮮による軍事分野の合意履行の遅れが、米朝首脳会談の影響である可能性は小さくない。だとすれば、仮に米朝首脳会談が「成功」していたなら、北朝鮮は再び合意履行に積極的になったはずだ。

しかし、会談が不調に終わった今、北朝鮮はどのように出てくるのだろうか。だいたい、核兵器などを除けば東アジアで軍事力が「最弱」の北朝鮮としては、本当は韓国との合意履行などありがたくないのかもしれない。

(参考記事:金正恩氏の「ポンコツ軍隊」は世界で3番目に弱い